2010年07月15日

TJAR 2010 を1週間で駆け抜けるタクティクス

TJさんは、トランスジャパンアルプスレース TJAR 2010を、1週間(6日8時間)で踏破するための、タクティクスを錬ってみた(行動予定表も参照のこと)。

けがや故障をせず、毎日々きっちり前向きに進んでいけば、しだいにゴール・太平洋が見えて来るのかなあ・・・

1日ごとの行動予定

◆1日目(8/8)
日本海/富山湾/早月川河口を午前零時にスタートし、馬場島までの一般道をひたすら走る。
夜明けごろ早月尾根を登り始め、遅くとも9時30分には剣岳山頂(2,999m)に着きたい。
海抜0mより一気に高度差3,000mを稼いだので、心臓がバクバクしている。
これより立山連峰〜五色ケ原を縦走し、スゴ乗越で露営する。
(一般道 距離:約29.1q+登山道 距離:約36.8q、コースタイム:25:55)

◆2日目(8/9)
早朝に露営地を出発。薬師岳(2,780m)〜太郎平〜三俣蓮華岳(2,841m)〜双六小屋〜槍ヶ岳(3,180m)を踏破し、何としても本日中に、上高地までは歩を進めておきたい。北アを2日間でこなさないと、あとの行程が厳しくなるからだ。
上高地/河童橋関門 8/10 8:00を、余裕でクリア。
(登山道 距離:約56.8q、コースタイム:30:45)

◆3日目(8/10)
上高地からは、一般道をひたすら走る。奈川渡ダムまでのトンネル内では、車に轢かれないよう細心の注意をはらおう。
境峠〜薮原駅を経て旧木曽駒高原スキー場まで進む。灼熱地獄のロードを67q近くこなしたため、身も心もボロボロとなっていることだろう。
旧木曽駒高原スキー場の水場でしっかりアイシングして、心身のリフレッシュを図ろう。
(一般道 距離:約67.0q)

◆4日目(8/11)
今日は、中央アを越えて、レース唯一のデポ地・市野瀬まで進む。
旧木曽駒高原スキー場より、駒ケ岳(2,956m)〜空木岳(2,864m)の稜線漫歩を楽しみ、駒ヶ根高原へ下る。
駒ヶ根市内で飢えた胃袋を満たし、しっかりお買い物をした後、夕方に市野瀬に到着。デポ品を受け取り、荷物の整理をおこなう。
入野谷(付近の宿)で、久しぶりに温泉に入りたいな。
市野瀬関門 8/12 17:00を余裕でクリア。
(一般道 距離:約26.8q+登山道 距離:約31.0q、コースタイム:19:25)

◆5日目(8/12)
これより仙丈岳までは迷いやすいため、現在位置をしっかり把握しながら進む。
稜線へ出たならば、仙丈岳(3,033m)〜塩見岳(3,052m)〜三伏峠を経て、高山裏で露営する。
なお塩見岳は、雷の名所である。落雷には注意しよう。
(登山道 距離:約54.5q、コースタイム:31:00)

◆6日目(8/13)〜7日目(8/14)
早朝に露営地を発ち、荒川岳(3,083m)〜赤石岳(3,120m)〜聖岳(3,013m)を経て、茶臼小屋より畑薙第一ダムへ下りる。
これより一般道となる。井川部落ではこれからの行動に備えて、食料調達をきっちりしていこう。
井川ダムから夜を徹して走り・歩き、富士見峠〜油島を経て静岡駅の地下道をくぐり、7日早朝にゴール・太平洋/駿河湾/大浜公園へ到着だ。
(登山道 距離:約45.9q、コースタイム:25:55+一般道 距離:約85.9q) 

選考会のリザルトから推測するに、この計画より早くゴールする人が8〜10人はいるだろうか・・・
しかし、自分は怪我・故障が無きようマイペースを心がけ、完走を果たしたい。

【コースデータ】
一般道:208.8q+登山道:225.0q=総距離:433.8q
参考資料:2010 山の便利帳(山と渓谷社) 2010.1、Map Fan 2010.7検索

行動予定表.pdf
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2010年07月14日

トランスジャパンアルプスレース TJAR 2010 開催のお知らせ

2010/8/8午前零時、日本海・富山湾/早月川河口をスタートした山岳アスリート23名(男子選手:20名、女子選手:3名)は日本アルプス(北ア・中央ア・南ア)を越え、はるか彼方にある太平洋・駿河湾/大浜海岸をめざします。

このレースは、自身の足(歩き・走り)だけに頼り、野宿のみで、総距離:433.8qを1週間以内(+予備日1日)に踏破すること目指す自己チャレンジレースです。

イメージ -  TJAR 2010 開催のお知らせ.jpg

Phto:TJAR 2008 スタート地点 富山湾/早月川河口


これまでの大会レコードは、【TJAR 2008】男子・総合優勝 田中正人選手:5日10時間32分、女子優勝 間瀬ちがや選手:6日21時間11分です。しかし今回参加する選手の中には、日本山岳耐久レース7-9時間の選手9名も含まれており、この記録が塗り替えられる事も期待されます。

けれどもトランスジャパンは、山をただ単に早く走るだけではなく、山や下界で生活しながら、長期間レースを続けなければなりません。そのためには、山岳フィールドでの総合力(走力、露営・生活技術、読図、危険予測回避力、気象知識等)はもちろんのこと毎日の行動タクティクスや体調管理がきっちりできないと、完走もむずかしいでしょう。

今回参加する選手の中には、先回参加した選手が11名います。これらの選手はコース状況をしっかり把握できているため、いつ・どこで・どのように行動すれば良いかの組立てが、きっちりできる強みを持っています。また冬山やヒマラヤで活躍している山のベテランも4〜6人います。山岳フィールドでの、すばらしい総合力を持っていることでしょう。今年のレースがどのような展開となるか、とてもたのしみです。

大会の情報は、以下のTJAR2010ブログ(当サイト)にて、ほとんどリアルタイムで最新の情報を得る事もできます。

この大会は2年に1度開催されており、今回が第5回 10年目にあたる、プレミアムな大会となります。1人でも多くの選手が、無事安全に太平洋までたどり着くことを、心より願っています。

◎開催期間:2010/8/8〜8/14(8/15:予備日) 
◎コースデータ:一般道:208.8q+登山道:225.0q=総距離:433.8q

from TJAR実行委員会
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2010年07月09日

トランスジャパンアルプスレース TJAR 2010 選手選考会レポート

2010/6/26-27 南アルプスにおいて、トランスジャパンアルプスレース TJAR 2010 選手選考会が開催され、今回は、今までの最多となる39名(男子36名、女子3名)が参加した。

スタート.jpg

この中には、日本山岳耐久レース7-9時間の男子選手8名、女子優勝常連選手2名も含まれる。どんなパフォーマンスをみせてくれるか、楽しみだ。

この選考会は、ただ単に山での早さを競うだけの大会ではない。『山岳フィールド(標高:3,000m)での総合力・・・食う・寝る・動く』が、しっかり出来るかを審査し、8月におこなわれる本大会に出場するにふさわしい選手をセレクトする大事な選考会である事を忘れてはならない。

選考会の結果、参加者39名中、24名が本大会参加資格を取得する事ができた。
女子選手3名は、全員合格だった。優秀な選手が集まったものだ。男子選手は36名中、21名が合格、15名が不合格となった。

不合格者の中にはハセツネ8-10時間の男子選手4名も含まれる。これらの選手がNGとなった原因を調べてみると、ツエルトがサクッと建てられなかったり、危険予測回避力のレベルが低い事がわかった。

露営・生活技術審査.jpg

里山(標高:1,500m程度)のトレイルランニングレースでは十分早いけれど、山岳フィールド(標高:3,000m)での総合力・・・食う・寝る・動くの経験が不足しているのかな。このことは、他の選手からも感じられた。

◎天候:雨 稜線では一時暴風雨
◎コースデータ:ロード=約48.6q、登山道=約45.2q、コースタイム約23時間40分
◎注:実行委員会枠にて、別途 本大会参加資格取得者1名あり

選考結果.pdf

参加資格取得選手.pdf

ゴール3.jpg

TJAR実行委員会参加資格取得選手.pdf
posted by TJAR2010 at 10:28| Comment(0) | 選考会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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